こんにちは。

ミニチュアファクトリー公式オンラインショップ『factorich ファクトリッチ』
スタッフの木原です。

 

今日は当店の横尾忠則公式グッズでも人気が高く、死後30年以上たった今でも絶大な人気をほこる寺山修司と天井桟敷グッズをご紹介します。


●横尾氏が美術やポスターを手掛けた旗揚げ時のチラシがノートに

 

67年に寺山修司が旗揚げした「天井桟敷」。

設立メンバーには横尾氏も名を連ね、美術やポスターの製作にも携わっていました。

 

ファクトリッチでは、その当時のポスターをアートノートにしておりますが、今日はそれはどんなポスターなのか、ご紹介したいと思います。


・天井桟敷「定期会員募集」ポスター

天井桟敷

寺山氏は、当時すでに『書を捨てよ街へ出よう』等の一連の著作で若者から「家出の扇動家」として人気を得ておりました。

その寺山氏が「見世物の復権」、「怪優奇優侏儒巨人美少女等募集」とメンバーを募った劇団でしたので、設立時からすでに家出者や癖の強いメンバーばかりという、まさに異色の劇団でした。

その旗揚げ時に横尾氏がデザインしたのがこの「定期会員募集」のポスター。
サーカスのような珍妙さ、奔放さを、明るくエネルギッシュな画面で見事に表し、「これからやってやろう!」という若いエネルギーが飛び出してくるかのようなデザインです。


・青森県のせむし男

青森県のせむし男
天井桟敷の第一回公演「青森県のせむし男」の公演ポスター。

セピアのコラージュをつくり、アメリカンコミックや広告、見出しに赤でバツをつけていく手法がいつみても衝撃です。

色のなさは、そのままタイトルにもある寺山氏を生んだ東北の冬にも通じるところがあり、そこで生まれた情動を感じさせる一枚です。


この作品では横尾氏は美術も担当しており、主演はもちろん丸山明宏(美輪明宏)さんです。

まったく個人的な話ですが、私が当店を知る前にはじめて買ったのはこのノートでした。


・毛皮のマリー

毛皮のマリー
こちらも丸山明宏主演で「伝説の舞台」ともいわれる有名な「毛皮のマリー」の初演ポスター。
出演者だけでなく、衣装もコシノジュンコと今から考えれば実験芸術としては豪華すぎる内容です。

 

横尾氏の名前が美術としてクレジットされていますが、横尾氏の作った舞台セットが大きすぎて舞台に入らず、演出の東由多加とケンカになって辞めてしまった(結局演出と美術のどちらも寺山氏がおこなったとのこと)というエピソードが残されています。

 

毛皮のマリーのポスターは宇野亜喜良氏のドイツ公演のポスターも有名で大好きですが、横尾氏の手掛けたこちらのポスターがやはり「初演」の重みのある歴史的にも貴重な一作だと思います。

 

---------

 

さて、こちらの3作品はアートノートとして当店で取り扱っています。
天井桟敷ファンにも、寺山ファンにも、横尾ファンにも是非使い続けてほしい一冊ですね。

 

・天井桟敷 B7
http://www.factorich.com/?pid=95908391

 

・青森県のせむし男 B7
http://www.factorich.com/?pid=95908467

 

・毛皮のマリー B7
http://www.factorich.com/?pid=95908528

 

・青森県のせむし男 B5
http://www.factorich.com/?pid=95908122

 

・天井桟敷セットはこちらです
http://www.factorich.com/?pid=137517375

 


しかし、当時、こんなポスターを街で見かけたら、どんな気分になったのでしょうか?

67年タイムマシンがあったら行ってみたい時代です…デロリアン…

 


それでは、またー

 

(スタッフ 木原)

ミニチュアファクトリー公式オンラインショップ
factorich ファクトリッチ
http://www.factorich.com